放っておくと、さまざまな不調を招く
冷えは万病のもと

2018年1月

記事ヘッダー画像:「冷え」の写真

年齢を問わず、冷えは大敵! 氷のように手足が冷たく、ジンジンとしびれたり、むくんだり…。肩こりや腰痛に苛まれる人もいれば、夜眠れなくなり、メンタル面で不調が出る人も。また最近では、冷えの自覚症状がなくても、実際にはからだが冷えているという人も増えています。日ごろ、どんな対策をしたらよいのでしょうか。

冷えは熱をつくれず運べない状態

冷えには大きく分けて3つのタイプがあります。手足が冷たくなる「末端冷え」、血液が上半身にのぼり下半身には十分にめぐっていない「下半身冷え(冷えのぼせ)」、熱がからだの表面に逃げてしまう「内蔵型冷え」です。冷えは、からだがうまく熱をつくれないことと、熱が血流にのって全身へ運ばれにくいために起こります。

あなたの冷えの原因は?

体温は筋肉からうまれるので、熱をうまくつくれない人は、筋肉量が少ないのかもしれません。筋肉量が少ないと、熱の生産性や基礎代謝が低下してしまいます。また栄養不足では、熱を十分につくることができません。熱をうまく運べない場合は、低血圧や血流が滞っていたり、下着や衣類で体を締め付けているといった生活習慣に原因があることも。そのほか、血圧や体温を調整する自律神経に不調があると、からだは冷えてしまいます。

対策その① からだの中から熱をつくる

バランスのよい食事、十分な睡眠、ストレスをためない生活は、健康づくりの基本ですが、冷え対策にもなります。からだを温めるとされる野菜(冬が旬のもの・しょうが、かぼちゃ、にらなど、地面の下にできる野菜・ねぎ、にんじん、ごぼう、山芋など)を食事に取り入れてみましょう。また血流をよくして熱を全身に運ぶためには、運動が欠かせません。スクワットやもも上げなどは、下半身の大きな筋肉を動かすので、熱を運ぶよい運動といえます。

対策その② からだの外から温める

入浴はシャワー浴だけでは表面の皮膚しか温まらないので、きちんと湯船につかってからだの芯から温まりましょう。湯船につかるのが難しいときは、手湯や足湯も手軽に温まるのでおすすめ。神経がほどよく刺激され、血液の循環をうながします。内臓や腰をカバーする腹巻き、肌をしっかり覆うタイツ、おなかに服の上から貼るカイロ、首、手首、足首に巻くウォーマーなどは冷え予防の必須アイテムです。