真夏と同じに降り注ぐから
紫外線対策、もう始まっています

2018年5月

記事ヘッダー画像:「紫外線」のイメージ写真

この時期、すでに真夏と同じように紫外線が降り注いでいることをご存じでしょうか。紫外線は、日焼けや老化の原因になるだけではなく、長年浴び続けると、がんや白内障を引き起こすこともあります。十分に対策をして、上手に紫外線とつきあっていくことが大切です。

紫外線の蓄積がトラブルを招く

紫外線を長年にわたって浴び続けていると、20~30年を経て、しみ、しわ、さらには皮膚がんの原因となることが知られています。そのほか、白内障や翼状片などの眼に対する障害や、免疫機能が低下して感染症にかかりやすくなることが報告されています。ただし、ビタミンDは日光浴により皮膚で作られるので、骨粗しょう症の予防のためには、短時間の日光浴は効果的です。

紫外線の種類と性質

紫外線は、波長の長さとそれに伴う性質によって、UV-A、B、Cの3つに分けられます。UV-Aは、窓ガラスなどを通し、肌の奥の真皮にまで到達するので、はりや弾力が失われ、しわやたるみの原因になります。UV-Bは、一部が地表へ届き、肌への作用が強く日焼けや炎症を起こします。がんや白内障の原因となるのもほとんどがUV-B。UV-Cは、地球のオゾン層でさえぎられて、地表には届きません。

日常的な対策は?

対策の基本は、日傘を使う、帽子をかぶる、襟付きや長袖シャツのように体を覆う部分の多い服を着るなどして紫外線を避けること。また、日焼け止めを上手に使うこともポイント。屋外に出る時間や生活シーンに合わせて紫外線防止効果の指数(UV-A・PA値・UV-B・SPF値)を選び、耐水性の強弱や保湿効果などを確認して使いましょう。釣りやサーフィンなど海のレジャーでは、表層角膜炎(眼炎)を防ぐためにも、サングラスは必須アイテムです。

全国の紫外線情報が1時間おきに

昨年末から気象庁ホームページでは、紫外線解析値を1時間おきに公表しています。 これにより紫外線の強さの全国分布や、全国141地点の推移状況が毎時間把握できます。紫外線の強さを示す国際的な指標(UVインデックス)を用い、紫外線のレベルは14段階に分類されていて、それぞれ地図上で色分けされています。数値が高くなるほど、人体への影響が大きいとされるので、紫外線対策の参考にしてください。